当初予定していツアーの日は、予報で雨の為、この日に予定を変更しての催行となりました。能登ヶ峰から先にある鹿の楽園は、鈴鹿の綿向山、御在所岳、鎌ヶ岳のビューポイントです。それを参加者の皆様に見ていただきたくて企画したのがこのツアーです。今回は、登山口の近い黒滝からのルート(昨今は鮎川からが主流)を使いました。...
春の長雨も一段落して今日のツアーを無事催行出来ました。お金明神への参拝道は、その昔、佐目の集落から大峠を越え谷尻谷を下ってお金峠に至った。今回は、銚子ヶ口東峰から南東方向の沢筋を辿り、北谷尻谷に出合った後、さらに下って谷尻谷へと至る。あとは、かつての参拝道のお金峠を越えてお金明神へとたどり着く。全行程、登り下りとも1000mの標高差があり、銚子ヶ口東峰から谷尻谷まではバリエーションルートでしたがお参りしたご利益か、参加者の方、全員元気に下山されました。
「春を告げる花『フクジュソウ』サクラ峠から東近江市最北の鈴ヶ岳へ」というタイトルのツアーだったのですが、春分の日にもかかわらず雪山ツアーとなってしまいました。中腹の杉林の中の福寿草は3輪ほど咲いていましたが、他の群生地は雪に埋もれてしまっていました。参加者の皆様、お疲れ様でした。m(_ _)m
大滝神社前から尾根に取り付き、鉄塔の巡視路沿いに急騰で標高を稼ぎ、ガレ場もあり給湯連続、岩尾根帯を過ぎて山頂へ。その先の豊かな尾根歩きがこのコースの真骨頂、近江盆地の大展望を楽しみました。
鈴鹿10座の近くに素敵な山がある!木地師のふるさとの秀峰は「10座プラスα」とでも名付けようか、かつて小学生の遠足で登られ茅場だった山は、いつまでも立ち止まっていたい木漏れ日が似合う広い稜線のある美しい山だった。
岐阜県白川郷のガイドの皆さん7名をお迎えして「千草街道」を案内してきました。10時前に岩ケ谷入口を出発し「善住坊の隠れ岩」で織田信長が狙撃された事や「桜地蔵」で鉱山の盛隆と安全祈願が行われた事、「古屋敷跡」で水力発電が行われたこと、「蓮如上人旧跡」で比叡山宗徒に追われ村人に匿われたこと等を説明しました。昼食後に「大シデの木」まで移動し佐野育造の碑の話をして帰路につきました。下山後、永源寺コミセンで意見交換をしました。
9月の豪災害の為、君ヶ畑から御池林道が通れないので多賀町経由でミノガ峠へ移動。先ず滝谷山を往復しミノガ峠に戻り大見晴、万野を目指しました。途中キノコ観察、ロープワークの講習等で参加者の皆さんに楽しんでいただきました。
登山早々ポチポチと小雨に降られ雨具を着用し山頂を目指す。雨水がブナの樹幹を伝い梢から幹へ、そしてだいちに吸い込まれる。やがて御池川、愛知川本流へと流れ出て愛知川ダムを満たしてくれる。水に思いをはせつつ山頂へ。展望岩から眺める御池岳は、雲の中。
新緑が映える鈴鹿の前頭、桜峠へ。道の駅から自動車で御池林道をミノガ峠まで行き、そこから桜峠の目印になる鉄塔まで歩きました。そこで少し休憩をとり、茶野を目指し広葉樹の登山道を進むと、道中では山シャクヤクの群生やツツジ、エビネを眺めながら頂上へ。「茶野」の看板周辺に腰を下ろし昼食。眼下には湖東平野が拡がり、さらにその奥には琵琶湖の雄大な姿を拝む事ができ、最終目的地を伏せたミステリーツアーとして春の一日を満喫できました。 (記:大蔵ガイド)