今日の日本コバツアーは、通常の藤川谷のルートではなく、識蘆の滝がある松尾谷右岸の廃道に近い尾根を登り、山頂からは、南の尾根を笠松山まで下る周回ルートでおよそ9Kmの距離を7時間半の予定で歩きます。
国民宿舎紅葉荘跡から出発、相谷の集落を見下ろせる場所から尾根に取付き急坂を雑木につかまりながら登ります。そして途中にある池まで来ると傾斜も緩くなり、あとは大きなブナの木のある尾根の分岐まで登りつきます。ここまで視界が開けることはなかったので、紅葉と西に開ける景色を見ながら、しばし休憩。その後、尾根道を1時間程で頂上へ。山頂で昼食の後、南の松尾谷右岸の尾根を下り、笠松山を越えてダム公園に下山しました。
今回は、バリエーションルート(難路)を使ったツアーでしたが、参加者の皆さんは、最後まで元気に歩かれ、「一人では行けないルートなので良かった」、「良い経験が出来た」、「楽しかった」、等のお言葉を頂きました。皆さん完登され、この日の為に、2度の藪掃いや倒木処理に入った甲斐があったとスタッフ一同、喜んでいます。